メ殺

メタに殺される

「シン・ゴジラ」の感想をどう書いたらカッコいいか

ついに観た。シン・ゴジラ

 

シン・ゴジラの感想については、さまざまな人がさまざまなことを書いていて、

俺は劇場で観る前にそれらを読んでいた。

 

いつも思うんだけど、映画について感想を書ける人はカッコいい。

ので、ちょっと自分が読んだ感想記事をまとめてみる。

 

 

なんでシン・ゴジラが人気になったのか

庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』を見てマーケティングが完全に変わると怖くなった。《天狼院通信》 - 天狼院書店

これはマーケティングというか、プロモーションについて。

今までは派手なトレーラーを作って客を引き寄せていたけど、今回は「あえて」地味なトレーラーを作り、実際のクオリティとのギャップを生んだ。そのせいで「意外と良かった」な感想が広まり、ヒットしてしまったのではないかという考察。

 

マーケティングについては授業で知ったくらいなんだけど、マーケティングコンセプトの製品志向に戻ってるのかなあとか思った。いいものを作れば売れちゃう時代。

marketingis.jp

 

 

cslbook.com

これも同じような意見だよね。内容にも触れながら、なぜここまでヒットしたのかを複数の視点から考察してる。うん、カッコいい。

 

 

シン・ゴジラはこんな映画

映画の内容自体については、やはり社会との関係で捉えようとするものが多かったね。

www.oricon.co.jp

 

とにかく日本のゴジラ対応にリアリティがあると。 

日本はすごーく現在の日本的な方法でゴジラと戦う。

想定外のことが起きると、ここまで手間取ってしまうのか。

 

 

megalodon.jp

こちら魚拓ですが、普通につまらないと感じる人もいるようだ。

漫画家がシン・ゴジラを批判したみたい。

というか、これはシン・ゴジラを絶賛している人の批判か。

 

 

zasshi.news.yahoo.co.jp

こちら週刊文春

観たら誰でも想像がつくけど、ゴジラは震災によってメルトダウンした原発を象徴しているみたいだ。

ゴジラに対して日本がどう動いたかというのは、原発に対して日本がどう対処したかということを表している。

 

 

thursday.jp

宇野常寛へのインタビュー記事。

俺はこのインタビューにも登場する『リトル・ピープルの時代』という彼の著書を読んで彼を知った。

サブカルチャーと思想を組み合わせて評論するのが得意な人で、『リトル・ピープルの時代』は現代思想について本当に全然知らなかった自分の頭の中になんとなく地図を作ってくれた。

 

この記事の中で彼は、

この映画はこういった「あの頃のオタク」たちが、世界を「物語」としてではなく「情報」として受け止めていたころのオタクたちの知性こそが今の日本に必要だ、というメッセージを発しているのだと思います。オタクだったら世の中を物語としてみるのではなく、情報の集積として捉えて、プラクティカルに判断することに回帰すべきだ、と。

というふうに解釈している。う〜んカッコいい。

後半ではシン・ゴジラのコピーの1つである「現実と虚構」というのをキーワードに、ポケモンGOと絡めた考察もしている。

 

 

俺の感想

映画の内容とマクロな消費のされ方については、もうクソほど頭のいい人たちに書かれてしまっているので、書かないことにした。

俺が考えたいのは、「ゴジラに対する日本の対応を見て『現実的だなァ』と思ってしまうのはなぜか」ということ。

「なんかデカい生物いるっぽいな、どうすっぺな」な場面で、偉い人とか生物学者がいっぱい登場して小難しいことを話しまくってるのを見て、全くその話は理解できないのに現実味を感じた。

きっとこうなんだろうなって。

 

でも知らないんだよ、実際に偉い人たちがどうしてんのか。

だから本当に思うべきは「へ〜こういう対応するんだ知らなかった」なはず。

それなのに、なんであれを見て現実的だな〜って思っちゃったんだろう。