パリピ最幸説
完全に偏見なんですけど、若者の中で一番幸せなのはパリピだと思うんですよね。
まず若者を3種類に分けますね。
オタク(陰キャラ)
まず、オタクです。
- 彼らを表すキーワードは、真面目・内向的・人見知り・友達いない・インドア・専門性・インターネットなどです。
- 彼らは、この世で自分たちが一番賢い人種だと思っていますが、パリピや後述するニュートラルな人たちに嫉妬を抱いています。特にパリピへの嫉妬はすごいです。
- しばしばインターネット上で見下している者たちへのマウンティングが行われ、彼らにとっての「バカ」や「非科学的なもの」を強く批判します。
- 主な活動内容は大学でヤンキーやパリピと呼ばれる人たちを見下すことです。
パリピ
次にパリピと呼ばれる人たちです。イラストはパリピの頂点に君臨するDJです。
- 彼らを表すキーワードは、不真面目・外交的・社交的・友達いっぱい・アウトドア・嗜好・ブチ上げなどです。
- 彼らは、この世で一番賢いのは自分たちだとは思っていませんが、オタクや後述のニュートラルな人たちに嫉妬を抱いていません。
- しばしばホモソーシャルが形成され、絆や出会いが大好きで、家族と恋人は無条件に一生愛すべきものだと思っています。
- 主な活動内容は大学で陰キャラを見下して仲間と笑うことです。
ニュートラル
最後に、オタクにもパリピにも属さないニュートラルというのがいます。
- 彼らを表すキーワードは存在しないというか、両方の特徴を採用しています。
- 彼らは、この世で一番賢いのは自分たちだと思っていますが、パリピに少しだけ嫉妬を抱いています。
- オタクはキモいしパリピは頭が悪いと思っていますが、オタクとパリピの両方に友達がいます。
- 主な活動内容は大学でオタクとパリピを見下すことです。
自分が選択しなかった生き方
私たちは、毎日が選択です。
中学で卓球部に入ってネトゲしてた僕の場合はオタクの道を選択しましたし、中学でサッカー部に入って個室トイレで用を足している僕をいじめたあいつはパリピの道を選択しました。
翻せば、オタクはパリピとニュートラルを選択しませんでした。
流行り物に手を出すのはなんか頭が悪そうだからJ-POPは聞かない。
恋愛は頭が悪いやつがすることだから彼氏彼女を作らない。
そうやって、とっても賢い自分に見合った選択をした結果、オタクになりました。
パリピは嫉妬しない
が、オタクとニュートラルはパリピに嫉妬しています。
パリピは「現在の幸せ」を大事にするので、毎日が楽しそうに見えます。
友達は多いし、授業に出ずに遊んでるし、女だっている。
そんなパリピに、できることならなりたい。
授業なんか本当は休んで遊びたいし、女が欲しい。毎日セックスしたい。
パリピが感じてる幸せを、オタクとニュートラルは理解しています。
だけどそんな勇気はないし、なにより頭が悪そうだからしません。
それに対して、パリピは嫉妬しません。
自分たちはバカだけど、それの何が悪いのか?と開き直っています。
今俺たちは楽しいよ、お前らは楽しくなさそう、むしろなんで楽しいことをしないの?と考えています。
オタクが感じてる幸せは、パリピには理解できません。
ということは
オタクやニュートラルはパリピであることの良さを知りながらもそれを選択しなかった結果パリピになれなかったことに対して多少の後悔がありますが、パリピはオタクであることの良さがそもそも分からないので後悔がありません。
外側だけで考えるとパリピが世間知らずなだけに見えますが、パリピの立場を想定すると話が変わります。
「オタク」「ニュートラル」という生き方を選択しなかったことに後悔がなく、「あの時ああしていれば俺はこの幸せとこの幸せが享受できたかも…」と思うことが少ない。
自分が幸せかどうかは自分で決めることなので、自分の生き方が最も幸せだと心から信じられているパリピは、最強なんですよ。